こんにちは、吉村こどもクリニックです????
梅雨☂ももうじき終わり。熱くなってきましたね。
夏といえば、夏かぜ！
今回はその中から高熱の出る「アデノウィルス感染症」についてお話ししたいと思います。
アデノウィルスの3大症状は・・・
①高熱(38～40℃)　②のどの痛み・腫れ　③目の充血・目やに　です。
もちろん全部の症状が出ない場合もあります。下痢を起こす場合もあります。
「咽頭結膜熱」と言われたり、夏にプールで広く感染するケースが多いことから「プール熱」と言われます。
感染経路は、便(糞口感染)・飛沫感染・接触感染です。
感染力が強いので、幼稚園や保育園などで一緒に遊ぶだけでうつってしまします。
また大人も我が子からうつされてしまうことがあります。
潜伏期間は5～7日、症状が出てから3～5日で落ち着きますが、回復にはさらに１週間ぐらいかかると言われています。
出校停止の病気なので、解熱後2日経たないと幼稚園・保育園・学校には行けません。
ちなみに大人は出勤停止などの義務はありません。職場とご相談ください。
また、熱はすぐ下がっても他の症状が続いている時は、医師や園・学校の先生と相談していつから行けるか決めましょう。
治療は????抗生剤を飲んだり、点眼や解熱剤を使います。
症状の出方のよって処方もかわってきますので、できるだけお子さんの状態がわかる方が一緒にご来院くださると助かります。
ご不明な点、ご心配なことがありましたらご遠慮なくお尋ねください。
これから暑くなってきます。
お子さん・ご家族も体調を崩されることなく元気に夏☀を満喫できますように・・・