明細書の発行について
医療の透明化や受診された方への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に個別の診療報酬の算定項目がわかる明細書を無料で発行しております。公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても明細書を発行しております。
 
後発医薬品処方、一般名処方について
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みを実施しています。後発医薬品のある医薬品について、商品名でなく、有効成分の名称である一般名で処方する場合があります。
 
夜間早朝等加算
当院では土曜日12時以降、夜間早朝等加算を徴収しております。
 
ベースアップ評価料
医療現場で働くスタッフの賃上げのため、当院では2024年9月より初診、再診時にベースアップ評価料(Ⅰ)を算定させていただいています。すべてスタッフの賃上げにあてられます。ご理解のほどお願いいたします。
 
医療情報の活用について
オンライン資格確認システムを導入し、マイナンバーを健康保険証として利用できる診療体制を整えております。厚生労働省より通達のあった診療報酬改定を受け、医療情報取得加算を算定しております。過去の受診歴、薬剤情報などを取得、活用し、よりよい医療の提供に努めてまいります。
 
かかりつけ医についての取り組み
当院はかかりつけ医として以下のことに取り組んでまいります。

  1. 他の医療機関の受診状況およびお薬の処方内容を把握した上で服薬指導を行います。
  2. 必要に応じ、専門の医師、専門の医療機関をご紹介します。
  3. 健康診断の結果に関する相談など健康管理に関する相談に応じます。
  4. 保健、福祉サービスに関する案内をいたします。
  5. 時間外を含む緊急時の対応方法について情報提供いたします。

 
院内感染対策に関する取り組みについて

  1. 院内感染対策に関する基本的な考え方
    感染防止対策は、安心、安全な医療提供の基盤となるものです。当院では、感染防止対策を医院全体として取り組み、医院にかかわるすべての人々を対象として、院内感染発生の予防と発生時の速やかな対応を行うことに努めます。
  2. 院内感染防止対策のための医院の組織に関する基本事項
    当院における感染防止対策に関する意思決定機関として、院内感染管理者のもと感染防止対策部門を設置し、感染防止にかかわる日常業務を行い、院内の定期巡回を行い感染防止対策の実施状況を把握しています。
  3. 院内感染対策のため従事者に対する研修に関する基本方針
    意識、知識、技術向上のため、全職員を対象として研修を年2回以上行っています。
  4. 感染症の発生状況の報告に関する基本方針
    法令に定められた感染症の届出、全職員への周知を行い、感染対策部門での検討、現場へのフィードバックを行います。
  5. 院内感染発生時の対応に関する基本事項
    院内感染が発生または疑われる場合は、感染対策部門が対策に速やかに対応します。また必要に応じ、通常時から協力関係にある医療機関、保健所と速やかに連携し対応します。
  6. 抗菌薬の適正使用に関する基本方針
    当院では、抗微生物薬適正使用の手引きを参考に、治療効果の向上や副作用、耐性菌の減少に努めてまいります。
  7. 他の当院における院内感染対策の推進のために必要な基本方針
    院内感染防止対策の推進のため、院内感染対策マニュアルを作成し、職員への周知徹底を図るとともに、定期的にマニュアルの見直し改定を行います。

 
選定医療 先発医薬品を希望される方のお支払いについて
2024年10月から医療上の必要性がある場合を除き、後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発品のお薬を希望される場合は、料金をお支払いいただくようになりました。後発医薬品の推進、医療費削減を目的としています。医療保険負担分にプラスしてお支払いいただきます。プラスされる料金は先発品と後発品の差額の4分の1です。
 
医療DX推進の体制に関する取組について
医療DXとはデジタル技術によって社会や生活に変革をもたらすことを指し、医療の現場において、医療の効率や質を向上させることを目的としています。
当院では、オンライン資格確認により取得した診療情報、薬剤情報を診療に活用可能な体制を整備し、また電子処方箋および電子カルテ共有サービスを導入し、質の高い医療の提供を行う診療体制の構築を目指しています。